アンヌヴォワ庭園

Les Jardins d’Annevoie
アンヌヴォワ庭園


フランス式、イタリア・ルネッサンス式、イギリス式・・・
・・・どのスタイルがお好み?

フランス式、イタリア・ルネッサンス式、イギリス式と、三大ヨーロッパ庭園様式を合わせ持つ28haの水と緑の楽園「アンヌヴォワ庭園」。その造園工事が始まったのは1758年です。ワロン地方の貴族でアンヌヴォワ城の当主、シャルル=アレクシス・ドゥ・モンペリエは自らが欧州各地を巡って学んだ建築造園技術を駆使し、また著名な鋳造職人としての腕を生かして20年余りにわたる大プロジェクトを遂行しました。

この庭園がベルギーだけでなくヨーロッパでも有数の庭園として特に注目を浴びている理由は「水」にあります。
ドゥ・モンペリエの造園プロジェクトはまず、敷地内で最も標高の高い場所に長さ400mの運河を掘ることから始まりました。それが完成すると、近くのフォンテニー池から水が引き込まれ、次に28haの敷地全体にその水を行き渡らせるための複雑な地下水路が張り巡らされました。最後にその水を庭園の景観として生かすため、20余りの池や堀、滝や噴水が、ち密な計画と計算に基づき、一つ一つ作り上げられていきました。

約2世紀半前の完成時から今日まで、庭園内を流れる水は、一時も澱(よど)むことなく流れ続けているそうです。そして21世紀の現在も、この庭園内には1台の電動ポンプも使われていません。7mの高さに水を吹き上げるジェット噴水も、華麗な扇形に水が流れ落ちる滝も、すべては水が上から下へ流れる自然の原理を利用して建築されているという、ワロン地方の誇る芸術遺産。春、緑が一斉に芽吹く季節を満喫するにはもってこいのお出かけスポットです。

Info
住所: Rue des jardins d’Annevoie 37
5537 Annevoie
082 67 97 97
http://www.annevoie.be

ナミュールからディナンへ下るミューズ川の右岸。高速道路E411でナミュール (14番出口) まで、その後ナミュール郊外のミューズ河畔高級住宅街やウェピオンのイチゴ畑を眺めながらN92号線をゆったりドライブして約30分。駐車場は入り口から道路を挟んだ向かい側。レストラン、カフェ、ギフトショップ、ペンションも併設。

開 園 :4月3日~11月7日
7、8月 9h30~18h30 (最終入園18h)
夏休み以外は~17h30 (最終入園17h)
入園料:大人7.8ユーロ、3歳以上12未満 5.2ユーロ
日本語案内地図付き

アンヌヴォワ城は15世紀以来のドゥ・モンペリエ一族の居城で、1935年に庭園の一般公開が始まった後も、2000年まで一族が所有、居住していました。鳥がさえずり、水のせせらぎが聞こえ、見渡す限り緑のカーテンが広がる庭園、黒鳥のゆったり泳ぐ堀に囲まれた堅固な城、城門に続く渡り橋の名残り・・・。庶民の生活とはかけ離れたかつての貴族の生活がしのばれます。その後、土地建物は興行主の手に渡り、2009年末から、再び売りに出されているとのニュース。庭園を含めた評価額は750万ユーロとか。

フランス式 (写真:ロッシュ・ギヨン城/フランス)平面幾何学的アプローチ。「シンメトリー(左右対称)」がキーワード。曲線のない、長く伸びる直線的デザイン。ベルサイユ宮殿庭園はその代表例。

イタリア・ルネッサンス式 (写真:ヴィラ・デステ宮殿/イタリア)古代神話の場面再現を得意とし、肥沃のシンボルとしての水を多用。多様性、はっきりしたコントラスト、非日常的な要素を好んで取り入れるデザイン。

イギリス式 (写真:Rousham庭園/イギリス)自然の景観美を追求。型にはめず、ありのままに広がる自然のシンプルさを大切にし、池を中心に据えたデザインが典型的。

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